トルクのミニロングボード(8′)がフラつく理由と解決法!

トルク ミニロング サーフィン上達の道!

ちわちわ!自称ママサーファーのTOMMY (@Surfing_TOMMY) です。

私のサーフボードはトルクのミニロング(8フィート)で、浮力が60リッターもあるのでサーフィン初心者でも乗りやすい・・・と思いきや、これが意外とクセモノでした!

理由は、「Vコンケーブ」

もしかしたら、トルクじゃなくても似たようなスペックのミニロングのサーフボードも同じことになってるかも!つか、すっげーフラつきません??

というわけで、もしコンケーブのせいでフラついてテイクオフに苦戦している人がいたら、ぜひこの記事を読んでみてください。

お金は少しかかるけど、対処法も載せておきます。

トルクのミニロングのフラつきは、初心者にやさしい仕様だった!

トルクのミニロングは 7’2″ / 7’6″ / 8′ とあるのですが、Vコンケーブが入っているのは8’のモデルのみです。(2018年のモデル)

VEEコンケーブというのは「ボートの底のように、中心線からレールに向かってV字に掘られている」というもので、左右にフラつきやすいという弱点を持っています。

けれど、その分、波の上でのコントロール性が上がってターンをしやすいようになっています。

そもそも「8フィートのミニロングボード」は、ロングボードにもショートボードにもなれないどっちつかず的なポジションではあるのだそうですが、このボードは特に「小回りのきく短めのロングボード」とか「初心者でもテイクオフでき、レールやターンのコツを掴める長めのファンボード」という認識が正しいのかと思います。

あとはトルクはエポキシボードだから普通の樹脂ボードよりも軽く、ボードの持ち運びに慣れてない初心者さんや女性にも扱いやすいというメリットもある。

なんだぁ、それじゃぁ普通のロングより遊べるんだからいーじゃん!

初心者でも簡単に曲がる感覚が楽しめるから、実際に私が小波に乗ってもレールで走ってくれちゃうしね♪

で、それの何がいけないわけ?

フラついてもいいんだけどさ、やっぱりデメリットもあった。

フラつくボードのデメリットは、もうフラつくことしかありません。。でもフラつくとほんとうにつらいんだわ。笑

これを機に、サーフボードがフラついてつらい理由をグチせていただいておくと、、、

  1. 左右にフラフラして乗りにくい!上に座ってても酔いやすい!ほんと酔う。
  2. フラついてボードの真ん中を見つけるのが難しく、ボード上に寝ても落ち着かず、なんかみっともない
  3. パドリングのときにフラついて推進力が逃げてパドリングが遅くなりテイクオフが遅れる
  4. ミニロングのくせに小波だとロングのような滑りが出ない

っつーことです。

じゃあこれどうしたらいいか?というと、

  1. 乗りにくい・酔いやすい
    →慣れるのみ。ショートボードの練習と思えば楽しい!
  2. なんかみっともない
    →これも練習と思えばもっと楽しい!
  3. パドリングがフラついてテイクオフ遅れる
    →パドリングが遅くなるのはパドル筋の筋力アップでカバー!
  4. ミニロングのくせに走らない
    →これなんですが・・・トロい小波だと失速してテイクオフしにくいんです。だから見た目的にはロングに良さそうな波キタ〜!と思ってゲットしてもうまく滑れないことが多いんですよ。これどうしよう。
    ココだけどうにかできないか

なお、旦那氏は「このボードはロング用の小波にはのっそりする。うまくストールできないし、ロングとは違う。まぁ面白いけど」と表現してました。

ストールってなんだ?お洒落なマフラーが、サーフィンとなんの関係があるワケ??(素でわからん)

まぁ確かにスープから立つ練習をしてるうちはフラつきはあまり関係ないんだけど、ウネリから乗ってるとぶち当たる壁なんでしょうかね?誰か教えて!旦那氏は同じことを二度は教えてくれないから、今わたしがストールって何か訊いたら怒られると思うんだよね。。

話逸れたけど、フラつく系の問題は気合いで乗り切るとして、ミニロングのくせに走らない問題だけなんとかしたいな!!!っていう結論に至ったワケ。

その失速問題、なんとかできましたっ!

っつーことで、旦那氏が歴20年の総力を挙げて解決策を練ってくれました!

サイドフィン(2枚)のサイズを小さくすることで!!

っていうか、まずもって、ボードの走りが好みじゃないときに変えられる事と言ったらフィンしかないわけだ。たりめーだ。シェイプするわけにはいかないし。

一応フィンについてちょっとリサーチしましたのでお耳を拝借!(知ってる人は読み飛ばしてちょ)

サーフボードのフィン仕様って「どう乗りたいか」を決めるんだね!

一般的なロングボードは「ボックスフィン」というシステムが主流で、3枚あるフィンのうち、真ん中のフィンがバカデカくて、両サイドのフィンが小さいです。

んでもって、それよりもっとスピードを求める場合はフィンをセンターの1枚のみにするのだとか。センターのみのAKB。ソロじゃん。

サーフボードの下の水の流れを中心に集めると、直進性が増すというわけですね。ふむふむ。やっぱソロのほうが売れるのかな??

ブランドにより仕様は異なるらしいのですが、トルクのモデル一覧を見てみると、8’より上のサイズはセンターフィンがデカい仕様で、それに対し 7’2”、7’6”、8’ では全部のフィンが同じサイズの仕様になっていて、これは直進性が減少する=ターンなどのコントロール性が上がった仕様と言えます。

じゃあこのトルクのミニロングの良さを失わずに直進性を上げるには、サイドフィンを外すか?となったのですが、それではさすがにもっとフラつきそうなので、、、旦那氏がたまたま持ってたフューチャーフィンの軽いフィン(高いやつらしい)を付け替えてくれました。

じゃじゃーん!!!

ごめん、写真どっかいった…

さっそくこの新しいフィンで波に乗ってみました!

サイドフィンを小さくしたら、安定感が増した!

サイドフィンを小さくした状態、なかなか良しです!

フラつくのはもちろんぜんぜん変わらないけど、ウネリからキャッチするときに必要だった労力がかなり軽くなったのを感じました。

まじか!!

あと、びっくりしたのはテイクオフしてからのスピードと安定感が増したこと。

付属の普通のフィンではテイクオフ後にもずっとフラつきやすくて失速しやすかったんですけど、長く乗れるようになったらレールを入れられるようになりましたよ。

っていうか、ヒザ下の小波でもレールが入ってスススーーーっと横に走るじゃないか!!!

マジか、こんなに違うもんか。。。

(一気に上達したぶってるけど、単にフィンのおかげというww)

まぁでも、私側が上達する以外らどうにもできないと思っていた問題だっただけに、解決できてとても嬉しいです!!

今回、この記事を書くときにコンケーブについて少しお勉強したのですが、そのときに「Vコンケーブなんて時代遅れ」という記事を見て軽くショックを受けてたんですよ。

でも、面白いじゃないすか!ポルトガルの波に合う仕様だっつっても、国産の小波でやってもいいじゃないすか!

おわりに

トルク ミニロング

というわけで、今日は、ミニロングボードを買ったけど、Vコンケーブが扱いづらいというお話をしました。

おわりのおわりに正直言っておきますが、これはあくまで対処法にすぎません。

私も、今年このトルクは3年目を迎えますが、そろそろ手放そうかな〜と思ってます。だってVコンケーブがさー。(←結局それw)

トルクのミニロング(Vコンケーブ)のウマミは「ロングっぽい乗り味なのに、初心者のうちにレールで走る感覚が掴めちゃうところ」。

だから、今ミニロングのサーフボードを探している人で、「初心者→初級者→中級者まで行けて、小波でも遊びたい!」と思っているならVコンケーブが面白い。上級者の旦那氏からも好評です。

なんか色々書きましたが、同じような問題を抱えてる人に届くといいなぁと思います。

ボードを新調するよりかは安く済みますので、もし今お持ちのVコンケーブちゃんをもっと愛でたいなら、工夫してみてもいいかもしれませんよ♪

ちょっとスピードが変わる程度だけど、気持ち良いですよー!

フィンは3枚セットで1万円くらい。

やるかやらないかは、あなた次第。。。( ̄▽ ̄)

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