アロハな南国ママ、TOMMY(@Surfing_TOMMY)です。^^
レッスンを何度か受けて、myサーフボードが欲しい♪と思ったとき、まず最初に考えるべきは…
「今後、自分はショート/ロングどちらに進みたいか」ですよね。^^
でも、どうやって長さを決めたらいいの?って迷っている方は多いと思います。
そこで、今回は私なりにショートとロングの違いについてまとめてみました!このページはサーフィン歴20年の旦那氏にチェックしてもらいましたので、安心してお読みくださいw
ショート/ロングの決定的な違い・3つ!
まずはショート/ロングなどの基本的な違いは長さですが、具体的な目安としては、
・ショートボードは5〜6フィート
・ファンボードは7〜8フィート
・ロングボードは9フィート以上
と考えていただければいいと思います。
で、ボードの長さが違うのは当たり前なのですが、それによってサーフィンスタイルそのものも変わっていくことになります。
ショートとロングの違いは、コレです↓
- ライディングスタイル
- サーフボードの重さ
- サーフボードの浮力
1つずつ、ざっくり解説していきます。
① ライディングスタイル
ショートボードではターンを沢山こなして波に乗りますが、ロングは波に乗るとバランスを取りながらターンをしたり、ふわぁ〜っと乗り続けるような感じです。
このとき一番違うのは「運動量」です。
ショートだと、足、体幹、上半身の筋肉すべてを使うイメージ(初心者のうちは足と体幹だけ)で、ロングはどちらかというと足と体幹でバランスをキープするイメージ。
というわけで、ショート/ロングを極めていくと、運動量の多さはこのように異なっていきます。
(運動量 多い) ショート>ロング (少ない)
もちろん、乗る波やボードの形によっては、ロングでも大きい波で深いターンをするなら足の筋肉はメチャクチャ必要になるし、ショートでもやや小波ならそれほど筋力は使わずにのんびり乗ることだってできるボードもあるので、中級者以上はこの限りではありません。
ですが、とにかく基本的には、初心者で、これから基本のサーフィンの形(パドリング→テイクオフ→ターン・・・)を身につけるときの進み方はこのように違うということは 最低限覚えておくと良いと思います。
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② サーフボードの重さ
ここから、日々の練習の細かい違いをお話しします。
これは言わずと知れた違いですが・・・サーフボードは長さを含めた全体的なサイズが異なります。
ポイントは長さ・幅・厚さ・・・から来る
「ボードの重さ」。
体力の落ちかけた30代女性にとってはちょっとした死活問題なので、心して読みましょー。
サーフボードの重さは、一般的にはボードのサイズが大きければ大きいほど重くなります。
(重い) ロング>ショート (軽い)
体格の小さい女性がロングボードを持ち運ぶのはキツいかも…
体格の小さい女性が9フィートを超えるようなロングボードを運ぶのはちょっとつらいかもしれません。(サーフィンレッスンやSUPでボードを持ち運んだことがある方はわかるはず・・・。)
私は身長158cmなのですが、知人の9フィートロングボードを持つのはけっこうギリギリでした。ビーチでボードを貸してもらって海に入るまでで精一杯って感じ。
でもって、この知人はビーチの近くに住んでいるので普段はこの9フィートロングを自転車に乗せて移動しているのですが、けっこうな頻度で落として破損させてしまうそうです・・・と、ロングの重さのデメリットは数え上げればなかなかにエグいものがあります。
あと、階段を使わないとビーチまで降りられないポイントによく入る予定なら大変かもしれません。男性の手が借りられるなら、ビーチまでは男性に運んでもらうなどの工夫が必要になるかもしれませんね。
その点、ショートボードなら樹脂製のものでも女性の力でラクに持てますので、移動はかなりラクになります。車での移動、家での保管、すべてにおいてショートボードは管理がラクです。小さいですからね^^
ロングの重さが気になる場合はソフトボードという選択もアリ
「ロングのスタイルがいいけど、重さが不安」という場合は、軽量のソフトボード(スポンジボード)を選ぶのがオススメです。
初心者のうちは樹脂ボードでは重すぎて水の中でも取り回しに悪戦苦闘したり、ワイプアウトしたときに当たってケガしてしまうこともちょっと怖いので、ケガが怖い方もソフトボードを選ぶといいと思います。^^
ただ、ソフトボードの注意点として、乗り味は樹脂ボードやエポキシボードとは少し変わってくるので、ソフトボードを乗りこなせるようになってもっと本格的に続けたいなら、2枚目として樹脂ボードやエポキシボードに進むようなイメージでいると良いかもしれません。^^
ソフトボードのメリットについてはこちらのページでも解説しています。
▷▷女性のサーフィン初心者がソフトボードを選ぶメリット
③ サーフボードの浮力
サーフボードの「浮力」も初心者にとってはけっこう大事な問題。
普通、サーフボードが小さければ小さいほどボードの浮力は小さく、大きければ浮力は大きくなります。(サーフボードの材質によって異なります。同じサイズでも樹脂ボードは重いため沈みやすく、ソフトボードは浮きやすいです)
ショートボードは浮力が小さく、乗るとかなり沈むので、パドリングしてもぜんぜん前に進まないので、すごく体力を使うのがデメリットとなります。
ある程度小波で乗れるようになっても、パドリングがキツすぎて沖に出られない、波に追いつけない、ぜんぜん乗れない・・・というような負のループに陥りやすいんですね。(私、ナメてましたがショートは本当にしんどいです。。)
このことをよーく分かっている30代40代の復帰組は、カムバックする時にはほぼ自動的に「体力落ちてるから、ロングにしとくかな…」みたいな雰囲気になるんですね。
浮かない→進まない→波に乗れない→競り負ける→上達しにくい問題
ショートボードが浮きにくいことでサーフィンが上達しにくい・・・というのはちょっと困りますよね。(><,,) だからショートは体力のあるヤング(?)やキッズ向けだと言われているのだろうと思いますが。
ちなみに、うちの旦那氏のように若い頃からサーフィンを続けていてある程度まで上達していたり、筋肉をキープできている人なら年をとってもショートに乗れます。が、30代でこれから始める女性にとっては、1枚目からショートボードはキツいのではないかな〜と感じます。
入るスポットにもよると思いますが、旦那氏によると、
「初心者が湘南など人の多い場所でショートで入るには、よっぽどメンタルが強いか、スクールである程度上達してからじゃないと、30代女性がショートで上達するっていうのは難しい感じかもね。」
だそーです。^^;
対して、ロングボーダーさんは彼ら自身がそういうのを全部ひっくるめた結果、ロングに乗っているので、そもそも乗っている人の年代が上だったり「のんびりサン」が多いとは言えますので、女性が乗らせてもらいやすいっていう淡い期待もありますよ。(?)^^
波に乗れる=上達しやすい!
また、ショートとロングでは乗れる波の種類も違います。
ショートボードだと波に乗れるポジションが狭いので乗りにくいのですが、ロングボードでは波がウネってきたころ〜崩れた後にもゆるゆると乗れるし、小さめの波やスープ(崩れた後の白いアワアワ)でもラクに乗れてしまうので、初心者がチャレンジしやすいと言えます。
波がブレイクした後の波の小さな所で乗れるので、安全で怖くない。競合も初心者ばっかり。だから乗りやすい、立ちやすい。つまり→上達しやすいんですね。
(上達 遅い)ショート<ロング(早い)
ガツガツ動けない女性でも数多くの波に乗れて、上達しやすいのはロングです。始めたての頃は乗ってナンボなので、たくさん乗れるボードが最優先だと思いますよ!^^
おわりに
サーフィンを始めたばかりの時は、サーフィンスタイルなんてなかなか決めきれない人も多いと思います。どちらもすごくカッコいいですもんね。^^
ショートもロングもそれぞれ一長一短ありますので、目指すサーフィンスタイルに合わせて6フィート寄りか?9フィート寄りか?を決めていってくださいね♡
「ガンガン波に乗ってみたい!」という人は7フィートのショート。
「まったり海とシンクロして、ロングライドを楽しみたい♪」という人は9フィートのロングがいいと思います。
それか、私みたいに「ロングライドもターンもできるようになりたい!」っていう欲張りさんなら、8フィートのファンボードがおすすめですよ!
あなたはどうですか?ショート/ファン/ロング。決まりましたか?^^
何かあれば、ぜひぜひコメントしてください!
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