チワワン!TOMMY (@Surfing_TOMMY) です。
サーフィン3ヶ月目といえば、ウネリから乗る練習をガシガシしていることと思います!
ウネリから乗るのってメチャクチャ気持ちいいですよね〜♡♡
私も3ヶ月目にやっと自分で波を選んで乗れるようになりました♪
・・・ただ、一人でやっていると「どうしてか分からないけれどぜんぜん波に乗れない」とか「よく波に巻かれるようになった」っていう経験、ありませんか?周りの人と同じようにやっているのに、自分だけが乗れてない。一体、何がいけないの?って感じですよね。
そこで今回は、この「一人でサーフィンするようになった途端になぜか乗れない病」の理由と、克服ポイントを書き出してみました。
似たようなことで悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです!
ナゼか波に乗れない?!その理由と解決法
教えてもらうとすごく上手にできるのに、一人でサーフィンをしているとナゼか波に乗れない・・・。
私も、旦那氏と一緒に入るとめちゃくちゃ良い波をキャッチできてすんごいライディング(自分でw)できるんですが、じゃあ動画に撮ってみよう!と一人でやるといきなりドヘタになるんですよ。
この悩みに対して、旦那氏が指摘してくれたポイントが2つあり、これを意識したところグンッとテイクオフ成功率が上がったので、ピンポイントに説明してみます。^^
1つ目は波を待っているポイントを見直す!
そして2つ目はパドリングのスピードを波と合わせることです。
① 波を待つポイントを見直そう!
波を待つポイント、実はすごく大事です。そこでミスするとキャッチできるはずの波がキャッチできないからです。
まず確認しておきたいのが、波を待つポイントが自分の板のスペックに合っているか?ということです。
ボードの長さによって波待ちポイントは異なる!
ショート/ファン/ロングボードでは、テイクオフするポイントが異なる。
ということはご存知でしょうか。
例えば同じ波に乗るにも、
・ショート→ブレイクしかかっているポイント
・ファン→ブレイクするかしないかのポイント
・ロング→ブレイク前のウネってきたポイント
・・・からテイクオフして乗るようになります。つまり、そもそも波を待つべきポイントが全く違うんですね。
次の項目でお話ししますが、ショート/ファン/ロングではパドリングのスピードも変わりますので、どんなボードでも同じようなタイミングでテイクオフできるワケはないんですね。
ですから、本当は同じ波に乗るためには、ショート、ファン、ロングの順に岸から遠くなるような場所で波を待つことになるはずです。
それを、周りの人たちがそこで待っているからといって、自分も同じ場所で待つのはダメです。
どこで波待ちすれば分からないときの解決策
とはいえ、初心者のころは自分がどんなポイントで待てば良いかわかりにくいと思います。
そこで手っ取り早いオススメの解決法が、似たような長さのボードの人(乗れている人)の近くに行くことです。(混雑期は嫌がられるので近寄らないように)
遠くからじっくり観察(?)させてもらうだけに留めておくようにし、テイクオフのタイミングを沢山見てマネするようにすれば、自然と「あなたにぴったりのタイミング」もイメージできると思います。
とくに、上級者のパドリング開始のタイミング(波の○m手前)、パドリングのスピード感、姿勢や目線などは一緒に海に入って間近で見るとすごく参考になるのでオススメですよ!
ちなみに、ショートではブレイクポイントの3m沖側、ファンでは5m沖側、ロングでは7m沖側で波を待つのが目安・・・なんていう数字も出ています。お試しあれ!
② パドリングのスピードを波と合わせよう!
パドリングのスピードが波と合っていないことも、一人で乗れない理由の1つです。
初心者のうちは「自分はまだパドリングが上手じゃないから、全力で漕がないと!」と考えてしまいがちなのですが、それがアダとなっている可能性があります。
初心者レッスンでは、お客さんの安全のために、波の割れるかなり手前で波を待ち、スタッフさんの号令でパドリングを開始、割れる場所まで十分にパドリングし、ボードが走ったらポップアップするので、レッスンにおいては全力でパドリングするのは正しいことなのでしょう。
ですが、まだ波待ちポイントが見極められないうちは、①でお伝えした通り、周りのサーフィン経験者さんたちと一緒の場所で波を待つことになりますよね。それで波に乗れたら言うことなしなのですが、乗れない場合はもう少し工夫が必要です。
漕ぎ始めるタイミングって大事!
上級者の場合は、少ない労力で波をキャッチしたいのでギリギリのポイントで待ってることが多いです。
なぜかというと、上級者はパドリングのトップスピードがとても速いので、手前から漕ぎ出さなくても簡単に追いつけるから。うちの旦那氏なんて乗る前の一瞬だけ漕ぐだけでヒョイっと乗っちゃいます。
でも、私たち初心者がそういった上級者用の「ギリギリポイント」で待っても、「波をキャッチするには全力で漕ぐもの!」と思い込んでいるため、波が来たらとにかく全力でパドリングしてしまうんですね。
するとどうなるかというと、なんと!!!
波のブレイクする先まで進んでしまい、まさに割れた直後のポイントで乗ろうとしちゃうんですね!
これ、実はすごく危険で、波がブレイクするところまでパドリングで進んでしまうと一番のパワースポット(スピリチュアルじゃないですよ)に入ることになり、パーリング(波に巻かれてしまうこと)の原因になります。
なので、あなたがもしこういう巻かれ方をしているなら、「自分はパドリングしすぎなんだな」と理解し、次に同じような波に乗るときは、波をよく見ながら漕ぎ始めるタイミングを遅くしたり、パドリングのスピードを緩めたりして調整してみてください!
パドリングのタイミングの解決策はコレ!
一番大事なのは、自分のパドリングのスピードと波のスピードを合わせること!
「行きすぎず、遅すぎず、ちょうど波と同じスピード」がスムーズなテイクオフのコツです♪
まずは自分のパドリングのスピードを把握しておき、そこから逆算した場所で波を待ってみるようにすると、けっこううまく行きますよ!
もっとわかりやすい解決方法は、こんな感じ。
- 波に巻かれた=パドリングで進みすぎた証拠。
解決策→漕ぎ始めるタイミングを遅くしたり、漕ぐときのパワーを減らしてみる - 波に置いていかれた=パドリングが遅すぎた証拠。
解決策→波待ちポイントを岸寄りに設定、漕ぎ始めるタイミングを早めたり、全力で漕いでみる
いつものホームポイントへ行ったら「波が割れやすいポイント」を沖側からしっかり見て、セットが過ぎた後にそこまで試しにパドリングしてみる。
5かき、6かき、7かき・・・と数えてみてもいいかもしれません。波が小さくても、波が割れなそうでも、練習と思ってパドリングしてみることはとても有効です。
小さな波にもタイミングが合わないという事は、漕ぎ出しのタイミングもスピードも合ってないって事なので、さきほどの解決法を参考に、波を待つポイントやパドリングの漕ぎ出しのタイミングやスピードを調整してみてください!
ブレイクポイントが分からない人のための補足
ブレイクポイントというのは、波が割れて「ドドーン!」と水しぶきが上がっている所を指します。
ブレイクポイントは、どんな上級者でも絶対に入りたくない場所です。
上級者がよく沖に出るときにドルフィンスルーしたり、ボードをひっくり返して波を超えているのを見ることがありますが、それはブレイクポイントから逃げるためです。
ここに入ってしまうと、波に乗るどころかサーフボードと一緒に波に巻かれてケガをしてしまうのでご注意!
サーフボードは波に強く引っ張られ、自分も水中で引きずられていき・・・タイミングが悪いと、自分のボードやフィンが体に当たってケガすることも。ブレイクポイントは本当に危険ですよ。
ちなみに、波に乗れないまま波に巻かれることを「パーリング」と言い、波に乗ってから落ちて波に巻かれることを「ワイプアウト」と言います。
パーリングは初心者ならではの現象ですが、避けるための方法はあります。また別のページで解説しています。
私の場合)私は8’、旦那氏は5’6″。一緒に乗れるわけないw
なんやかんや言ってる私も、はじめは「パドリングっていうのは全力で漕ぐものだ!」と思っていました。
それはどうしてかというと、やっぱり旦那氏のショートのライディングを長年見ていたからでした(岸から)。
プロのライディング動画も、ショートばっかり何年も見て来たので、自分で乗るタイミングもすっかりショート用のものになっていたようなんですよねー。
で、彼のボードは5’6″のうっすーーーいショートボード。浮力にすると23.5L。
波のトップが崩れ始めるようなギリギリポイントで波待ちして、バタ足までして全力で漕いで、掘れかかっている波にギリギリで乗る・・・とういタイミングです。
対して、私のボードは8’の極厚ファンボード。浮力にすると60L。
ショートよりももっと沖側からゆったりパドリングし始め、ブレイク前からテイクオフするべきものです。なので、ショートと同じタイミングで乗ろうとするとテールが波につかまってパーリングしてしまうのは当たり前なんですね。
まぁ私がこの違いに気づいたのも、サーフィンを始めて2ヶ月半の頃だったのですが。
٩( ‘ω’ )و {どんまい!
でもこの2つに気をつけていれば、波を見るスキルや、波のスピードを感じるスキルも身につきやすいと思います!
まとめに
今回はサーフィン3ヶ月目に陥りやすいトラブルと解決策をまとめてみましたが、ヒントになりましたでしょうか?!?! ^^
ちなみに、初心者の方で、自分はファンボード、相方さんはショートボードの場合はこのギャップが顕著です。
しかも切ないことに、波待ちポイントのギャップには相方さんも気づいてないこともあります。特に、ショートにしか乗った事がない人には、ボードの長さによる波待ちポイントの差は分かりにくいと思います。
初心者用のビーチで、よくレンタルボードの初心者を連れたショートボーダーの方を見かけますが、ウハウハな顔でショート楽しんでる相方さんの隣では、高確率で初心者さんが巻かれてます。
ほんっとーに危険だし、マジでサーフィンへのモチベが下がるので(おこ)気をつけてくださいね。。
せっかくのサーフィンDay、安全に&楽しんでいきましょう♡
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