エポキシボードのブランド「TORQ (トルク)」というサーフボードを買いました。
今回はTORQのボードを買うにあたり、エポキシボードとはなんぞや?というところからトルクというブランドまで調べてみたので、そっくりそのまままとめました。
ムラスポ店員さん&サーフィン歴20年の旦那氏の監修&公式HPからの引用を駆使してなんとかまとまりました。TORQ Surfboardsは公式サイトが全部英語でモヤッとしてここにたどり着いた方、ぜひ見てやってください。
「TORQ (トルク)」ってどんなブランド?
TORQはポルトガルのサーフボードメーカーです。独自開発のエポキシ素材と成型技術で一躍大人気サーフボードブランドとなりました。
TORQのエポキシテクノロジー
トルクサーフボードの作るボードには最新技術がぎっしり詰まっています。何が凄いのかというと、やはりエポキシ素材です。
エポキシボードは2019年の今はもう定番になりつつある素材ですが、トルクは特にChannel Islandsモデルの「X-LITE」というシリーズをリリースして、プロライダーからも一目置かれる存在になっています。
公式HPの説明を要約すると、、
サーフボードよりも頑丈、軽量な複合エポキシ素材 (TEC, Torq Epoxy Composite) を使用。カーボン製ストリンガーによりねじりの強化、反応の良さを実現。
とのことです。ふむふむ。
TORQは機械でガッチャンコ♪
でもこれってなんだかこれまで私が旦那氏から聞いていた、昔ながらのサーフボードの製造方法とはだいぶ違うような・・・(シェイプとか、巻きとか)
製造過程どーなってるの??ってことでキャプチャさせていただきました。
Torq Epoxy Technology (TET) は最新のEPS/エポキシ素材(トルクのエポキシ技術は軽量EPSと軸にはファイバーグラス、エポキシ樹脂などが使われています。
Our Texhnology – Torq Surfboards
ガッチャンコなんだ。ぐるぐる巻いてシェイプの神様がマスク着けて削る、あの感じはないの??
オアフのノースショアの工場で見たお兄さんとか、知人の旦那さんとか、ああいう人たちの絵は少なくともここには存在してないです。
その代わりに「アルミニウムモールド」という型のようなものを用いてボードを成型し、プリントシールを貼って最後にカット、ポリウレタンでコーティング。これを100%精密なマシンで行うことで、高精度の成型が可能となったそうです。
ちなみに私が買った「Mini Long」というモデルは「TET」という技術で作られており、ボードの中身はこのような構造になってるそうです。
もっと詳しく知りたい方はリンクをクリックするとTORQのテクノロジーページへジャンプします。英語ですが、製造工程の解説動画もあります(CGです)。製造工程を見るだけでもすごーく面白いですよ♪
トルクのデザインがクールすぎる!モデル色々
エポキシボードはかなり増えてきましたが、その中でもトルクのボードはかなり雰囲気があります。デザインと色味がかっこいいんですよね〜!ムラスポで現品を見ても、なんというかマットでスベスベしてて・・・上質!
似たような感じのエポキシはいくつか店頭でも見たのですが、プリントの感じがなんか違います。
まぁ、トルクはマット仕上げになっているので、マットが嫌いで鏡面仕上げが好きな方は合わないかも?好みにもよるのかもしれません。ただ、鏡面仕上げのボードよりもマット仕上げのトルクの方が全然キレイに保てる印象があります。
ではトルクのデザインいろいろご紹介!
トルク x Channel Islands コラボ!
トルクはあのChannel Islands(アルメリック)とのコラボも果たしています。
新しいPod Modデザインによって、オリジナルよりもより小さく、幅は広くなっています。パフォーマンスは下げたくないけれど、もっと容量を上げて波を取りたいという要望に応えています。
トルクは自社でもショートレンジを数多く出してるみたいなんですが、カラーリングはやっぱり真っ白。ショートはやっぱ白くなきゃね!!
一方、ファンボードとなるといきなり真逆のデザインにあります。
トルクのファンボードはカラーリングが魅力!
トルクはショートレンジだとモロショートのデザインしかないって感じですが、ファンボード以上ではかなりハッピーなカラーリングになります。
ファンやロングってこんなにオシャレでスバラスィー!!
私もこのカラーリングにコロっと落ちちゃいまして、Mini Longの8’をお買い上げしております♪
トルク x ソフトボードはナゾな感じ?
トルクはソフトボードも製造していて、日本では取り扱いがすごく少なくて、楽天のFollowsというショッピのみで買うことができます。・・・ですが、なんとこのソフトボード、エポキシボードとほぼ同じ値段というナゾな現象が起きています。
ソフトボードは軽いのが特徴なので、コスパではなく手軽さ重視ならトルクのソフトボードもいいかもしれませんが、ライディング動画を見た限りでは「ソフテックとそれほど変わらないのでは…(なら半額で買えるソフテックが良くない?」と旦那氏。
デザインも単一色のシンプルなものなので見栄えも普通かなと思います。同じ値段ならキャッチサーフの方が可愛いし、レビューも多いのでキャッチサーフかな〜なんて個人的には思います。
日本で品薄なトルク、取り扱いショップも少ない!
で、肝心のトルクの代理店は・・・これまたシブくて、静岡にある卸業者さん?のみなんですよね。
↓公式HPのストアロケーターを使って探してみましたが、シブい。
ポルトガルのメーカーだけあって、さすがアメリカよりもヨーロッパに集中していますね!
東アジアでは日本に1箇所、韓国に1箇所。まだまだこれからのようですし、日本の正規ディーラーは静岡県に1件のみあるのですが、卸売業者さんなので個人では買えましぇーん。
なので、私はたまたま縁あってトルクを手に入れることができましたが、トルク自体、日本であまり見ることがありません。
私が買ったムラスポで聞いたのですが、特にファンボードのモデルは限られた店舗で少量のみ販売されていたみたいで、人気の色やサイズはすぐに売り切れてしまったのだそうです。ムラスポではアルメリックモデルに集中して取り扱いしているようです。
楽天でも、やっぱりアルメリックモデルが人気でレビューも多いです。
日本での取り扱いショップ
で、日本ではどこでトルクを買えるのか?というと、ムラスポをはじめ、ネットショップ、一部のサーフショップなどで取り扱っています。
ネットショップをざざっと調べてみたところでは、アマゾンでは今は超品薄なのでチェックする必要はゼロ。楽天ではショップによってショート〜ファン〜ロングまで取り扱っています。
楽天ショップは、いつものことですが、Follows、BREKOUTの2店舗が品揃えが豊富です。さすがですね!ウチもいつもお世話になってます。^^
トルクサーフボードをもっと見てみたい方はこちらをどうぞ。
私が買ったモデル「8′ Mini Long」はこんな感じ
ご参考までに、2018年にはこんな2トーンのカラーリングがありました!今はもう出ておらず中古のみですが・・・。
7’2”だとこんな素敵なカラーがあったんですよね〜。やっぱりこれも2019年には売られていないのですが。
めちゃ可愛いですよね〜!!女子のハートを鷲掴みされちゃいますよね!!!
ムラスポで旦那氏に見せた時も、目が♡になってましたよ。男だけど笑
旦那氏は今ではガッツリ系ショートボーダーですが、かつては美意識高めロングボーダーだったので、私に「これにしなよ!」ってゴリゴリ推してきましたね。
私も、本当は色だけで言うと7’2”のパープルxミントがよかったんですが、7’2″だと私がやりたいこととは少し違うので、8’のピンクxイエローにしました。
とにかくそれまで魚屋さんで見る発砲スチロールみたいなソフトボードばっかり見てたから、(なんて失礼!) 正直、キャッチサーフをいくら見ても「これに7万円なんて。。ブツブツ」という気持ちが捨て切れなかったですが、本格的&スベスベマットなエポキシボードを前にしたら、完全に心はコチラに決まってましたね。
なんだかんだ色々迷っても、最終的に心が踊るのはデザインなんだなぁと実感しました・・・(前日にムラパトした時、「デザインはもっとも重要視しないように」と言われていたのに、なんとかしちゃうケース)
トルクについて:おわりに
というわけで、トルクというサーフボードについて解説しました!
「エポキシボード」について総評ですが、エポキシは新しい素材ですが、スポンジボードよりも耐久性があり、値段がそれほど変わらないというメリットのおかげもあって、この記事を更新した2018年よりも2019年の今はけっこう人気が上がっているようですね♪
今、トルクで5ヶ月ちゃんと乗り込んでいて思いますが、8’のミニロングというモデルは本当に面白くて乗りやすいボードです。元ロングボーダーの旦那氏も、楽しいと言っていますよ♪
トルクサーフボードには実際にどんなモデルがあるのか、もっと見てみたい方はこちらをどうぞ。
トルクの8’ミニロングの乗り味についてはサーフィン練習日記で公開しています♪
今日はこの辺で!ここまでお読みくださりありがとうございました!^^
※今回参照にさせていただいたのは公式HPの情報ですが、私の日本語訳はテキトーなので非公式です。間違えてたら教えてください。
コメント